竹村玲奈コラム

【世代の考察】「ゆとり世代」と「その他の世代」の違いについて

こんにちは、竹村玲奈です。

「ゆとり世代」についていろいろと思うことがあったので、ひとつの備忘録として残しておきたいと思います。

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あなたは何世代生まれ?

こちらに簡単な世代早見表を作ってみました。
諸説あるようなので、世代が重なっていたりもします。
(※今後、いろいろと調べてみます!)

【世代早見表】

団塊の世代(1947〜1949年生まれ)
新人類世代(1961〜1970年生まれ)
バブル世代(1965〜1969年生まれ)
いちご世代(1971〜1974年生まれ)
(▲団塊ジュニア世代とも言う)
氷河期世代(1970〜1982年生まれ)

プレッシャー世代(1982〜1987年生まれ)
ゆとり世代(1988〜1996年生まれ)
脱ゆとり世代(1996〜2003年生まれ)
さとり世代(まだ未定)

ゆとり世代について思うこと

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「ゆとり世代」という言葉を様々なシーンで聞くようになりました。
「やっぱり、ゆとりだもんね〜!」「ゆとり世代って、どうしようもないよね!」と。

よく言われる、ゆとり世代の特徴を挙げると、
・言われたことしかやらない
・すぐに諦める
・自ら考え、行動することが苦手
・メモを取らない
・ネットですぐに答えを調べようとする

ネットの情報を見ると、まぁ、本当にたくさんのことが書かれています。
「ゆとり世代」=「ダメ世代」のように、書かれていることもありますが、本当にそうなのか?と思っています。

プレッシャー世代に生まれた私が思うこと

脳機能

私は年齢で言うと、29歳。世代で言うとプレッシャー世代にあたります。
「ゆとり世代」と「その他の世代」のちょうどはざまに存在するわけで、「ゆとり世代」との関わりも多い世代です。

 

(たまに「ゆとり世代」と言われるけれど、小学校の時に土曜休みが導入されはじめた時代でもあるので、ゆとり世代の要素もあるかと…)
私の周りにいる「ゆとり世代」は、「ゆとり世代」だからと言って、適当だったり、あきらめるのが早い人がいたかというと、そういう訳ではありません。

 

クリエイティブな意見を発言して、場を驚かせたり、和ませる人だっていました。柔軟性が富んでいる人もいました。
努力する人は努力するし、あきらめる人はあきらめる。逃げる人はいつも逃げる。

 

大人になって、年上の方とお仕事していても感じます。
努力される方は、眠らずに努力されるし、あきらめる人は、静かにあきらめるし。(時に、爆弾を落として去っていく人もいますが…)
これって、世代関係ないかな〜って思うんです。

他の世代との大きな違いとは…?

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今回、自分の生まれた環境を改めて振り返り、改めて感じることがありました。同じ世代の方は、うんうん、とうなずいて頂けるはずです。

 

小学5年生でブラインドタッチを練習して、ピーヒョロローと、インターネットに接続。
中学2年でポストペットと暮らしながらメールのやりとり。中学3年でPHS、ボーダフォンを持つ子がいて、私も高校1年の入学と同時にドコモの携帯を手に。

 

浪人生の時に、アメブロを書き始め、大学1年の時に、ミクシィがはじまる。ちなみにIDは20,000台(懐)

 

私たち、「プレッシャー世代」「ゆとり世代」の大きな共通点、つまり「他の世代」との大きな違いは、「物心ついた時から、ネット環境がすぐそこにあった」ということです。

 

気づいた時には、インターネットに接続し、画面の向こうにいる人に対して何かを発信し、画面にうつる情報を自然と手にしているのです。

 

小学生・中学生まで(今もそうですが…)普通にアナログに手紙を書いて、文字を書いて、調べたいことがあれば、新聞を読んでみたり、辞書をひいてみたり、大人に聞いてみたり、「ネット」と「リアル」の両方の良さを享受している世代とも言えると思います。

世代の壁を乗り越えるのに必要なこと

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今回、世代について調べ、考察していたのですが、現時点では、私の中では「世代」って関係ないと思っています。

 

ですが、今のご時世、「ゆとり世代」と言われることも、何かしらの原因があるはずなので、そこはきちんと事実として把握はするとしても…

 

「人間力」「コミュニケーション能力」

 

この2つの力が世代を越えて、つながりを持つための必須条件だと感じています。ここには、世代は関係がないと思うのです。

 

「ゆとり世代」だからと言って、若い世代をひとくくりにまとめて揶揄するのではなく、その世代を育てた大人、その世代が育った環境、時代背景を考える。

 

逆に私たちのような、「プレッシャー世代」をはじめ、「ゆとり世代」は、大人に揶揄されたとしても、そこであきらめることなく、諸先輩から多くのことを学ぶべきです。

 

世の中には様々なカタチでアドバイスをしてくださる方がいます、その方のアドバイスがどんな意図を持っているのかを感じ取る観察力は持ち合わせておいた方が良いですが…

 

どの世代に生まれたとしても、「人間力」を磨くことなしには、成長はありません。

 

今回、考察するにあたって…

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コミュニケーション能力を高め、人と歩み寄る、本音で語り合う力を育むことが出来れば、それぞれの世代の良さを融合させることが出来るのではないか?と思っています。

 

これはあくまで、私の理想論かもしれませんが、私の周りにいる、諸先輩方は、歩み寄る力を持って、語りかけてくださっていると感じています。

 

だからこそ、頑張りたい!と思えるし、負けたくない!もっと良くなりたい!と、素直に思えるのだと思います。

 

人は一生成長の連続です。世代というレッテルを剥がすのは、自分次第ということ。負けずに自己を磨き続ける。それに尽きることでしょう。

 

ちょっと長くなりましたが、お読み頂きまして、ありがとうございます。
感想やシェア、大歓迎です。いつもありがとうございます!!

 

続編はこちら

【世代の考察】オリンピックで活躍する、ゆとり世代を見て思うこと。