こんにちは!竹村玲奈です(@takemura_rena)
今日は久しぶりに『心の筋トレ』のお話をしていきたいと思います。
心の筋トレとは?
心を鍛えることで、目の前に広がる世界が変わります。
実際は、世界が変わるのではなく、見え方が変わってくるのです。
筋トレをするように、心も日々鍛えることができます。
これを【心の筋トレ】と言います。
このサイトのテーマのひとつ『心の筋トレ』というのは、心を鍛えることで、目の前に広がる世界が変わることを実感していくことを、私自身もリアルに体験していることを伝えているコンテンツになります。
日々生活していると、人間関係のことや仕事のこと。
プライベートなことや健康、お金のこと、悩みってつきないと思うのです。
いやいや!そんな悩みなんてないよ〜!という方もいらっしゃるかもしれませんが、人間なので悩みがゼロという方は少ないと思うのです。
『悩みがゼロ』と言える方がいるのであれば、それは『悩み方』を知っていて、悩むことから『自身の成長のきっかけ』を見出すことができるからなのかもしれません。
それはそれで素晴らしいことで。
きっとそこに至るまでにいろんなことに悩んだりして、歩んできたからこそ、感じていること考えることが変わってきたのでは?と感じています。
私は今、その道の途中にいて心を鍛えている真っ最中です。
ということで、今日のお話は『人間の成長に必要なことは、自分にとって不都合な真実』というお話をしていきたいと思います。
自分に都合の良いように、物事を解釈しているという事実
目の前で起きた出来事は同じなのに、そこから抱く感情が人それぞれ違うのはなぜでしょうか?
これは私たちの持つ、それまでに得た経験から培われた『価値観フィルター』がそれぞれの出来事に意味付けをして解釈をしていることから生じています。
価値観フィルター(「思い込み」や「バイアス」)は、私たちの行動指針や意思決定、コミュニケーション、物事の選択そのすべてに反映されていきます。
たとえば、目の前でおばあちゃんが倒れたときに、
・助けななきゃ!と駆け寄る人
・大丈夫ですか?と声をかける人
・すぐに救急車の手配をする人
・ただ遠目で見ている人
・そのまま通りすぎる人
あなたはどんな行動を選択しますか?目の前で起こった出来事に対して、どの行動を選択しているのか、これこそが『価値観フィルター』によってもたらされています。
彼が、いつもより黙っているときに、
・あれ?怒ってるかな?
・私、何かしちゃったのかな?
・何か考え事かな?
・仕事で何かあったかな?
・そもそもいつもよりなのかな?いつも通り?
と、いろいろなパターンを思い浮かべると思いますが、その思考そのものがあなたの価値観フィルーターによって生み出されたものになりますし。
・笑顔で話しかけてみようかな
・少し話しかけてみようかな
・今日はそっとしておこうかな
・気分転換にお茶淹れておこうかな
と、そこからできる行動も、あなたの中にある価値観フィルターによって生み出される選択肢なんです。
あなたの価値観フィルターには、どんな価値観が眠っているでしょうか。
この価値観をあぶり出すワークもまた改めて紹介していきますね。
不都合に向き合う勇気が1番大切
私たちはこれまでの経験によって生まれた「価値観フィルター」によって、目の前に起こることに反応しているわけですが…
面白いことであり、残念なことは、「自分の求めている都合の良い言葉や反応」は受け取ることができますがそうでないものは受け取ることができないんです。
情報を受け取るときの反応
たとえば、経営者や上司にお話を伺った時に、
同じ話を聞いたとしても、
「わぁ!素敵だな〜」と感動したままで終わる人と。
「うーん!意味がわからない」と疑問のままで終わる人と。
「そっか!そういうことか!」と新たな閃きが出てくる人がいるわけです。
上司に叱られたときの反応
たとえば、上司に叱られた時に、
「アドバイスありがとうございます!」と言う人もいれば、
「叱られて悲しい」と落ち込んでしまう人もいれば、
「なるほど!わかりました、改善します!」と言える人もいるわけです。
あなたの考え方そのものが、目の前の事象の解釈を変え、
あなたの行動自体も変えてしまっていることを忘れてはいけないのです。
不都合なことを言ってくれる人こそ宝
私がこの数年感じていることがあって、人って褒めてくれる人と、叱ってくれる人がいたら、褒めてくれる人のことが好きな人が多いんです。
そりゃそうですよね、今の自分にとって心地が良いし、都合が良いから。
逆に叱ってくれる人がいたときに、叱られてくないと離れる人がいるのも事実。
せっかくのアドバイスなのに、自分が嫌だからと心を閉ざしてしまう。
その気持ちも分かります。叱られた時って、確かに胸にグサっときたり、どうしたら良いかわからなくなったり、悩んでしまったりってあると思います。
だけど、想像してみてください。
わざわざ時間を取って、嫌なことであっても正直に伝えてくれてるって、すごいことだと思いませんか?
だって、わざわざ叱るようなことって相手もしなくて良いから…
相手だって、嫌だったら避ける選択肢があるわけだから。
それでも、向き合おうと思って、真実と向き合うきっかけを作ってくれてることが実はすごいことなんですよね。それを忘れるとおかしなことになっちゃう。
自分の欲しい言葉や求めている答えが得られないと思っていても、
いろんな答えやヒントをくれているかもしれないのに、
実は自分が気づけていないだけかもしれないんです。
受け取れてないだけかもしれないんです。
それってすべて自分の心の在り方次第。
そう思えば、相手への聞く姿勢も変わりますよね。
何か心がザワついた時に、とっさに自分を守ったりするのではなく、たとえ耳が痛くなるような不都合な話であっても、ぐっと前のめりに向き合うからこそ、次の扉が開かれるのだと感じています。
自分にとって不都合な真実にこそ、自分を成長させるヒントがあるんだよね。#心の筋トレ
— 竹村玲奈@福岡ウーマンラボラトリー (@takemura_rena) 2018年6月3日
自分にとって、心がチクっと痛むような不都合に感じることこそが大切で、そこに向き合うチャンスをくれる人がいるのであれば、本当に大切にしなくちゃいけない。
あなたの周りに両親以外で、もし本音でぶつかってくれる人がいるのなら、本当に大切にした方がよいと思います。
なぜなら、人生にそんな人と出会えること自体が奇跡だから。
そんな人はなかなかいないから。
愛の反対は無関心って本当にその通りだから。
心のクセに向き合い、昇華させながら、成長する!
人生というのは、成長し続けるためにあると思っています。
だから、成長をやめた瞬間にすべてが衰退していくんですよね。
いやいや成長したい!と思っています。と心の声が出てくるかもしれませんが、今のままでいい!と思っている心があることは、成長しないのと同じなんです。
今日、この記事を書こうと思ったのは、私自身もこの現実を感じているから。
自分の心のクセというのをそのままにしていると思ったから。
同じパターンを繰り返した時に、これが「私の心のクセだから!」と私はあきらめられないんですよね…その心のクセに向き合って、改善したいと思う性格のようです。
人生って、嬉しいことや楽しいことばかりじゃないです。
悲しいことや辛いこともあります。
いやだな〜って思うことも人生の中ではたくさんあります。
そのたびに、誰かを悪者にしたり、人や環境のせいにして、
自分の成長をあきらめてしまうのは本当にもったいない。
さまざまなことを経験して成長するたびに、私たちは新しい知恵を授かり、見える視点の数が増えていきます。
視点の数が増えるということは、見える景色が変わってくるということです。
この数年の中で、自分自身で感じている心の変化と、まだまだ成長していない部分に気付かされます。
私はその未熟な部分を見逃したくない。そう思っています。
ちょっと長くなってしまいましたが、最後にまとめると…
①自分にとって不都合なことを言ってくれる人こそ大切に!
②どんな価値観フィルターを持っているのかを知る
③自分の弱い部分に向き合い、変えていく!