心の筋トレ

一流というのは、その道のプロだということ

一流の人は、上質なものを知っている。
これは明白なことだと思うのです。

「一流というのは、その道のプロだということ」

それまで見てきた数が圧倒的に違い、
触れている時間が長く、経験の数も違い、
「様々な要素を、自分の言葉で説明できるまで理解している」
ということだと思うのです。

 

市川海老蔵さんのように、
目の前の演者の善し悪しが一目でわかるのは、
小さい頃から歌舞伎の世界にいて、
たくさんの歌舞伎を観て、演じていたから。

 

芸能人の格付けチェックで、
GACKTさんはワインを観た瞬間、
「色と香りで飲まなくても分かる」のは、
それだけのワインを飲んで、違いを知っているから。

 

葉加瀬太郎さんが、
ストラディバリウスの音を聞き違えないのは、
本人が本物のストラディバリウスで演奏し、
それだけたくさんの音楽を聴いてきたから。

 

経営者の方が、
顔を観ただけで、履歴書を見ただけで、
その人のことが手に取るように分かるのは、
それだけの人を見てきたから。

 

それだけ本物に触れられるか、
積極的にその世界に触れていくことで、
経験として、身体に染み付いていくもの。

 

高級ホテルと呼ばれるホテルは、
そんな一流の人たちにも満足して頂けるように、
最大限の努力を惜しまない。

 

一流のホテルから学ぶことは本当に多く。
だからこそ、観て、学ぶことを続けて、
私自身も、心と見る眼を養いたい。と思うのです。