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シングルマザーの仕事はなにがいい?起業は?見つからないと嘆く前に…【フリーランス歴9年の私がいいと思う職種ランキング TOP10】

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現在、シングルマザーとして5歳の男の子を育てながら、フリーランスとしてお仕事をしています。最近では、シングルマザーをはじめ、離婚したいけどなかなか決められない女性の方からも「働くこと」に関する、ご相談を多くいただくようになりました。

 

今日は「シングルマザー」として、そして、フリーランスとして9年目を迎えた私が勝手に選んだ職種トップ10をご紹介していきます。

 

「シングルマザーだけど、仕事は何をしたらいいの?」
「悩んでばかりで、前になかなか進めない!」
毎日、悩みながらも頑張っている、あなたの参考になれば幸いです。

シングルマザーが働く時に抱える悩みとは?

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今のあなたはどんな状況に置かれていますか?
シングルマザーになって、間もない状態でしょうか?

 

それとも、離婚を考えていて、シングルマザーになった時のために、インターネットで情報を集めている時でしょうか…

 

実際に、シングルマザーが「働きたい!」と思っても、なかなか踏み出せない現実があり、悩んでいらっしゃる方も多いように感じています。

 

シングルマザーの抱える悩み

・将来に対する漠然とした不安がある
・子供を育てながら限られた時間での仕事が見つからない
・子供が小さく預けるところがなかなかない

・安定した収入が欲しい
・将来を見据えて子供の学費を貯蓄しておきたい
・自分がどんな仕事が向いているのか分からない

 

実際に、シングルマザーで子育てをしていると、孤独になりがちなんです…
ご実家の近くに住んでいるのであれば、親にお願いして頼ることもできるかもしれませんが、なかなかそういうわけにもいかない方も多いと思います。

 

相談する人もいなくて、また、周りに同じようなシングルマザーの知り合いなどがいなかった場合、情報もなかなか得られないまま、不安を抱えて過ごされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あなたはにとっての理想の働き方は?

さて、少しずつ「働くこと」を考えていきましょう。
あなたは子育てをしながら、どんな風に働いていたいですか?
子育てとお仕事をどのように両立していきたいですか?

 

あなたはどんな風に働きたい?

・子どもを保育園に預けながら働く
・働く場所に託児所があり、フルタイムで働くのが理想
・子どもが熱が出た時には休めるような職場がいい!
・学校行事に参加できる対応がある
・家にいながら、働ける時に少しだけ働く
・昼間は子どもと過ごして、夜に働く
・収入は少なくていいから、子どもとの時間を優先したい!

 

実際にいくらくらい稼ぎたいのか?
1ヶ月にかかる生活費や将来的にかかる学費はいくら必要なのか?
という、自分の人生において何が必要なのかを明確にして、ライフプランニングを考えておくことも大切です。

シングルマザーにおすすめの職種トップ10

ここから、「シングルマザーにおすすめの職種トップ10」をお伝えしていきます!!

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1、フリーランス

私自身、フリーランスとして働いて9年なので、フリーランスの面白さ、楽しさ、そして厳しさもたくさん感じています。(また別の記事でも、お話をしていきますね!)

フリーランスは自分の裁量で仕事を選び、時間も決めることもできるので「自己責任」ではありますが、一番自由度が高く、努力次第では収入もしっかり得ることができるお仕事のひとつです。

文章を書くことができるのであれば「ライター」として登録をしたり、もともと事務職などをしていれば「在宅秘書」や「書類整理」など幅広く募集されています。少しずつ自分自身のできることやスキルを高めていくことをおすすめします。

 

2、コールセンター

全国に大小さまざまなコールセンターがあり、常に働き手を募集しています。
フルタイム、シフト制、短時間など、働き方も幅広いので、子どもを保育園に送り、夕方にお迎えに行く。という働き方もできます。

お勤めするというお仕事のタイプでは、コールセンターが一番臨機応変かもしれません。

コールセンターはお客様と対面で会う必要がないので、外見などのお洒落に気を遣わなくても良いところもママには安心です。アルバイトからはじめて、長期的に働いていくことで、正社員をすすめられ、キャリアアップする方もいらっしゃるそうです。

 

3、一般事務

一般事務は主に会社でのデスクワークがメインになります。パソコンで簡単な書類作成のお手伝いをしたり、伝票整理などを行い、また、事務所の中を片付けてきれいにお掃除したり、お客さんへお茶を出したりすることもあります。

社員さんのお手伝いをする中で、様々な仕事のスキルを身につけることができます。中にはマーケティングスキルなども学べる仕事もあるので、積極的な関わりをすることで、キャリアップにつながることもあります。

会社によりますが、働くママを応援する会社も多いので、探してみるのをおすすめします。

 

4、医療事務

医療事務とは、病院やクリニックの医療機関で働く事務職になります。
医療事務のお仕事は、「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」になります。

全国の病院で、常に募集している業種のひとつです。医療事務の資格の有無を問われることもあり「医療事務の資格」を取っているとで、さらに採用率はアップします。

資格を取るのであれば、CMでおなじみの株式会社ユーキャンで4ヶ月で医療事務の資格を取得するのもひとつのステップになりますね!

 

5、介護職(介護福祉士)

未経験であっても、40代であっても、短時間から働くことができる介護職。
資格を持っていなくても、未経験者でも就職可能の職場が多く、働きながら資格を取ることを応援してくださる職場もあります。

また、シングルマザー(母子家庭、父子家庭)の方が、介護福祉士になる際には、厚生労働省の「高等職業訓練促進給付金等事業(※)」に申し込むことができます。つまり、国の給付をいただきながら、資格を取得することができます。

これからの日本社会において、最も必要とされる職業のひとつになります。体力勝負の部分はありますが、子育てを経験している、視野が広いママには向いているお仕事だと思います。

母子家庭の母又は父子家庭の父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために、高等職業訓練促進給付金が支給されるとともに、入学時の負担軽減のため、高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。(厚生労働省:高等職業訓練促進給付金等事業

 

6、保険などの営業職

生保レディと呼ばれる、保険を提案する営業職もシングルマザーには強い味方の職業のひとつです。「拘束時間が短い」「自分の頑張り次第でお給料が上がる」この2つの点が選ばれる大きな理由になります。

同時に企業によっては「ノルマ」などもあるので、プレッシャーに弱い方などは、得意ではないかもしれません。ですが、コミュニケーションが得意な方は積極的に、チャレンジしている方も多いようです。

7、不動産などの事務職

不動産業界も常に営業職を募集しています。大手から街にある不動産業者まで。
賃貸物件を窓口で案内をしたり、資料を作成したり、実際にお部屋までお連れしてご提案をするなど働き方がアクティブな仕事のひとつになります。

不動産業界で長く働いてみたい!と思うのであれば、不動産の取引をするために必要な国家資格である「宅地建物取引主任者(宅建)」と呼ばれる資格を取得するのもひとつ。具体的には、不動産の売買や賃貸を継続的に繰り返して取引する場合に必要とされる資格です。

 

8、看護助手

看護助手の仕事は、看護師が行う医療行為以外の業務をサポートする仕事になります。
診察に必要な機器や器具などの準備等のサポートを行います。

昨今、診療報酬点数に看護補助者体制加算が加わり、医療従事者として「看護助手」のポジションや役割が明確になるとともに、病院側からの看護助手の求人ニーズは増加傾向にあります。

看護助手として働きながら、看護師を目指す方もいらっしゃいます。まずは勉強してはじめるのであれば、「看護助手の資格請求(たのまな)」をぜひご覧ください。
看護師とは違う点は、パートや短時間勤務の募集も多いところです。

 

9、歯科衛生士

根強い人気の歯科衛生士。資格取得までに3年間と時間とお金もかかりますが、シングルマザーであれば、厚生労働省の「高等職業訓練促進給付金等事業」によって、資格取得にまつわる金銭的なハードルが少し下がります。

資格取得後は未経験から働くことも可能です。現場で仕事をしながら学ぶことができます。歯科医師や歯科助手の治療にまつわるアシスタント等、気遣いができる方が向いています!

10、家事代行

働く女性が増える上で、家事そのものを委託しようと考えているご家庭も増えています。もともと家事が得意な女性であれば、家事代行もひとつの選択肢になります。

家事代行も、お掃除や洗濯などにまつわること。お料理に関すること。また、子どものベビーシッターなど仕事も様々です。得意分野での派遣もあり、拘束時間も短く、時給も良いことから、これからさらに広がる業界のひとつと考えられています。

大手の代行サービス会社に登録して仕事を行い、経験によって時給も上がっていくところが多いそうです。

 

番外編:生き方そのものを変えてみる!

1、女性に優しいFXを学んでみる

最近話題の「投資」ですが、実は女性に向いていると言われています。
女性の方が、投資経験がなくゼロから学び、また「安定思考」を持っている方が多いので、冒険をしない(はちゃめちゃな投資をしない!)ということが理由に挙げられます。

最近では、離婚する前から、投資を学んでいる女性も多いとか…
「投資脳」は一生モノのスキルと言われています。時間が限られるシングルマザーだからこそ、学ぶという選択肢もあって良いのかもしれません。

2、手に職をつけるセラピスト・エステティシャン

駅近くや商業施設の中などで見かける「ボディケア」のお店が増えてきました。
初心者であっても接客を行いながら、実践的な技術を取得することを応援するお店も多い印象です。

関東で140店舗ある「Re.Ra.Ku」さんは、初心者を育成しながら店舗数を伸ばしている会社のひとつです。関東方面にしかお店がないのが残念ですが、関東地区に住まれている方であれば、ぜひご覧くださいませ!

あなたがあなたらしく働けるのが一番

今日は、シングルマザーの方におすすめの職種をお届けしました。
私自身、シングルマザーとして普段過ごしていて、ひとりで子育てをする大変さをとても感じています。実際、私は両親の近くに家を借りて、父や母の協力を得て、今、仕事に向かっています。

 

もしこの記事を読んでいる方が、ひとりでシングルマザーとして頑張っているのであれば、ひとりで悩まずに相談することも大切だと思います。お住まいの近くにある区役所では、「ひとり親」に対する、生活相談等も行われています。

 

・仕事をはじめたいけど、子どもはどうしたらいい?
・シングルマザーでも働きやすい場所はあるのかな?
そんな悩みや相談に対して、丁寧に相談に乗ってくださいます。
決して、ひとりで悩まないでくださいね!

 

子どもと過ごす時間は本当に20年ちょっと。
本当にあっという間にすぎていくのだと思います。
だからこそ、子どもの成長もしっかり見守りながらも、自分がやりがいをもって活動できる場所を見つけてほしいです。

さいごに

私は大学生の頃から、カウンセラーとしてサロンをオープンさせ、フリーランスとしての道を歩みはじめました。気づけば9年。その間に、結婚をして、出産をして、そして離婚もしました。

 

たくさん悩みましたし、今でも大変なことは盛りだくさん。
ちなみに養育費も慰謝料もいただいていないですし、結婚している間も何もいただいていなかったので、本当に今思うと考えさせられることがたくさんあります。

 

だからこそ、しっかり子育てして、精神的にも経済的にも自立した人生を歩みたいと思っています。

 

経済的に自立していると、選べる選択肢が増えます。
子どもを連れて、どこかにお出かけをしたり。
たまにはゆっくり子どもと外食をしたりね♪
人生を楽しむ、心のゆとりができるはずです!

 

このサイトでは、これからも「フリーランスとしての働き方」を中心に、シングルマザーに向けても情報発信をしていきたいと思います。

 

れなれな
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竹村玲奈(@takemura_rena

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。