こんにちは、竹村玲奈です。
ニュースや情報番組、お気に入りの番組をながらで見る以外、基本的にテレビを見るタイミングがないのですが、石原さとみさんの出演するドラマは見ることが多いです。
それは、石原さとみさんが可愛いから?
演じる役やシチュエーションが重ねやすいから…?
そんな理由はさておき、今回もまた多くの女性に刺激を与えてくれそうです♡
さて、昨日からスタートしたのが、日テレの火曜日10時枠。
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
お洒落大好きな、スーパーポジティブな河野悦子。
夢のファッション雑誌の編集者を目指して、出版社に何度もトライ。
やっと入社出来たのに、配属されたのは、「超地味な校閲部」
彼女が校閲部に選ばれた理由がポイント
岸谷五朗さんが演ずる、校閲部の部長である茸原渚音さん。
彼は河野悦子さんの入社試験の面接官のひとりでした。
その校閲部の部長が面接時につけていた、ネクタイピン。
それが珍しいネクタイピンということもあり、というか…ネクタイピンそのものに対して疑問を抱いた彼女…
そこで、彼女は、面接後にそのまま実際にお店にまで行って「確認をする」ということを、当たり前に行ったのです。(実際は、そのネクタイピンはピアスだった訳で…)
自分の思った疑問を、素直に解決しようとする気持ちがあったり。
何よりもファッションが大好きなその気持ちが彼女を動かしていたのです。
その場面を偶然見た、茸原部長が、「疑問に思ったことを調べる」「些細なことを見逃さない観察力」そして、その行動を見て、校閲部に向いていると迎え入れたのです。
誰が決めた訳でもない、いつの間にか、気づいたら、
当たり前にやっていることの中に、自分も持ち味や、才能がある訳です。
自分を突き動かす情熱。寝ても醒めてもやってしまうこと。
時間を忘れて取り組んでしまうことが、才能なのです。
私は、そんなことをこのシーンを見ながら感じました。
こんなハズじゃなかったのに!も原動力に変えるチカラ
景凡社に入社が決まったものの、ファッション誌の編集者ではなく、校閲部。
こんなハズじゃなかったのに!と校閲部に向かう。
茸原部長はこう言います。
「仕事ぶりが認められれば、希望の部署に移れることもあります!未来に続く扉はひとつじゃありませんよ!」
この部長さんが、とっても良いキャラで、これから先もまた良い味、良い名台詞を残していくのだろうな〜と、密かに楽しみにしています。
河野悦子さんですが、持ち前の明るさと、正直さで文芸編集者や大御所作家さんにも体当たりしていく訳です。
でも、彼女の心の中には、「ここで頑張らなければ!次がない!」「私は絶対にファッシン誌の編集者に向いてる!」そう信じているのです。
だからと言って、目の前のことに決して手を抜かない。
私はファッション誌がしたいんです!を心にしっかり持って、それでいても、やる。
与えられた仕事、そしてそれ以上のものを、やるんです。
好きで好きでしょうがないことをやるために。
今は遠回りでも、きっと遠回りじゃないということ。
それを信じて進んでいく姿が垣間見えます。
北野たけしさんの言葉にもあります。
彼女の姿を見ながら、私はある文章を思い出しました。
それは、北野武さんのメッセージでした。
本当はもっと長い文章なんですが、本当に最後のひとつだけ…
〜〜〜〜〜一部抜粋〜〜〜〜〜〜〜
成功の秘訣は
いちばんなりたいものじゃなくて
その人にとっては二番目か三番目の
違う仕事に就くこと。
自分にはもっとやりたいことがあるんだけど
今すぐにそれをできる能力は
ないから違うことをやってます。
それぐらい自分を客観的に
見られるやつのほうが
成功する可能性は高い。
〜〜〜〜〜一部抜粋〜〜〜〜〜〜〜
そう。自分の立ち位置をしっかり知ること。現実を見ること。
今、世の中にいる人、あなたの憧れのあの人も、同じ人間。
何が違うかって?
「やるべきことを1つずつやったかどうか」
見えないところで、小さな努力をしていたかどうか。
その努力ですら、辛いことではなく、
楽しみながらやって来た、だから道が切り拓けた。
人生って、実はとてもとてもシンプルなのかもしれません。
もし、あなたが神様の立場だったら…?
神様の立場になって考えてみたら、
せっかく与えられた環境で何もせず、
「こんなハズじゃなかった〜!」
「私はもっと違うことが出来るはず〜!」って言ってたらどうですか?
神様も応援したくなくなりますよね。
置かれた場所で、ないものをねだるのではなく、
人のせいや時間のせい、出来ない言い訳をするのではなく、
「やれることを精一杯やる!」
シンプルにそれが1番大切なんだと思います。
置かれた場所で咲くためには。
目の前のことを丁寧に、ひたむきに取り組むこと。
その先に、あなたらしい花が咲くのだと思います。
茸原部長はこうも言っていました…
「校閲のルールはあくまでルールですから、あまりちまちませず、あなたなりの校閲を思いっきりやってください」
そう、やるっきゃないのです!
ルールや線引きを求めた時点で、その枠の中で生きると決めているようなもの…
でも、それを許して、見守ってくれる場所があることも、本当にありがたい。
そこに甘んじることなく、「こんなハズじゃない!」その感覚からも脱却するためにも、「今、出来ることをやるぞー!」と、ドラマに勇気をもらった私でした♡
映画で言うと「プラダを着た悪魔」的なイメージのドラマです。
来週からも録画してチェックしたいと思います♡
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▲続編が出てますよー!プラダを着た悪魔が好きな方には…これもオススメです♡