⌘自己分析は成長に応じて活用するもの
自己分析は永遠に続くテーマのひとつです。
大学受験では、志望動機を明確にするために
就職活動では、自分の強み弱みを明確にするために。
個人ビジネスを立ち上げる際には、自分の立ち位置を明確にするために。
「自分を知る」ための自己分析は、
成長に応じて、様々な場面にて継続して行っていくことを私はオススメしています。
今日は、これから自己分析に取り組もうと考えている方や、
すでに取り組んだけれど、分析結果にイマイチ納得出来ていない方に向けて、
新しい立ち位置で自己分析を行うべく、
「自己分析をする前に受けておきたい自己分析」のお話をしていきたいと思います。
⌘自己分析の前に、あなたが知るべきこと
あなたが自己分析を行う場合、
すでに自分のフィルター越しに、
分析をはじめていることに気がついているでしょうか?
診断結果を受けとる際にも、
すでに自分の持っている「思考パターン」で
結果そのものを捉えているということです。
同じ文面を受け取っても、
Aさんはプラスにとらえ、
Bさんはマイナスにとらえる、
この違いは、
あなたの本来持つ判断基準、思考パターンが
右脳と左脳のどちらに、
どれくらいの割合でパワーバランスを取っているのか
ということからはじまります。
まとめますと、
あなたの利き脳が右脳・左脳によっても、
自己分析の結果の捉え方そのものが
違ってくるということです。
もちろん、さらに、そこにあなたの持つ価値観、
無意識に持っている思い込みなども関係してくるわけです。
⌘あなたは右脳派?それとも左脳派?
少しだけ、脳科学のお話をしますと、
1960年代、ロジャー・スペリー(米国の神経心理学者)が研究した
「右脳・左脳モデル」
1970年代、ポール・マクリーン(米国国立衛生研究所)の学説
「三位一体型脳モデル」
という、2つの代表的な研究があります。
ロジャーさんは、右脳と左脳にはそれぞれ働きがありますよ。
ポールさんは、脳は大脳新皮質、大脳辺縁系、脳幹で成り立っていますよ。
ということを述べられています。(とてもざっくりですが…)
この2つの理論を融合したものが、
米国のGE社(General Electric)社の社員教育責任者である
ネッドハーマンが編み出したハーマンモデルというものです。
私はこのハーマンモデルを活用した診断ツールを用いて、
その人の持つ、脳の思考パターンを明確にしていきます。
右脳:並列処理、冒険的、アイデア生成、社交的、共感的
左脳:直列処理、論理的、ビジネスライク、計画的、リスクヘッジ
他にも、様々ありますが、
脳全体のパワーバランスを数値化し、
脳の得意・不得意だけでなく、
無意識の思考傾向なども見ていくことになります。
自分だけの見方で自己分析をするのではなく、
右脳的に解釈をしているのか、それとも左脳的に解釈しているのか、
自分の立ち位置を確認することが出来るのです。
⌘利き脳を知り、自分を攻略せよ
自己分析というのは主観的な要素が入ることになりますが、
出来る限り、客観的な分析が出来ることが理想的です。
あなたの得意とする脳のはたらきを見極め、
自己分析をすることで、より深く、
より客観的な分析結果が得られるでしょう。
感情的に流されるだけでもなく、
教科書通りの答えでもなく、
自分自身の思考を客観的に捉える作業こそが、
自己分析の精度を高めると、私は感じています。
ぜひ、あなたもイマイチ納得出来ない自己分析をやめて、
まずは脳の中身を数値化してみませんか?
思いがけず、自分のまだ見ぬ強みを発見出来るかもしれません。
▼あなたは右脳派?左脳派?
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