昨夜、「ブロギル」のなおころラジオに出演させていただき、
「フリーランスとしての生き方・働き方」についてお話させていただきました。
なおころさん(@Naokoro)ありがとうございましたー!!
30分間のラジオの時間はあっという間だったので、今日は私の体験談とともに「フリーランスとしての生き方・働き方」について書いていきます。
「これからフリーランスになろう!」と考えている方や、「フリーランスで頑張ってるけど、悩むことも多い!」という方のお役に立てると嬉しいです。
フリーランスになったきっかけ
さて、私のお話をしますと…大学在学中に民間のスクールに通い、カラーセラピー&カウンセリングサロンをオープンしました。
当時、オープンに向けてアメブロを使い、集客がうまくいった経験から、サロン運営のかたわら、そのまま「ブログを使った集客のアドバイス」のお仕事が増え、就職せずにそのままフリーランスの道を歩み始めました。
と言っても、私はその頃フリーランスという言葉もあまり理解しておらず、
ひとまず自分でやっていこう!くらいの気持ちではじめました。
両親にもたくさん応援してもらいました。
当時、私は福岡にある私立大学に通っていました。
児童教育学科で、小学校の先生になるための学部で学んでおりました。もちろん教育実習にも行きましたし、毎週の課題や製作なんかも励んでいた大学時代でした。
ですが、その道には進まなかったんですよね…
実際に、小学校の先生や幼稚園の先生をしている友人も多いです。逆に一般就職もほんのひと握りですし、私のタイプはほぼ皆無という状態です(笑)
私は、就職活動もせずにそのままフリーランスの道に入ったので、
たまに「就職しなかったのは、私のただの逃げだったのではないのか?」と思ったり。
「やはり、新卒!と言える時に就職すべきだった!」と反省することもありました。
(このお話はまた別途記述していこうと思います!)
もしあなたがまだ若くて、会社で働きながら自分の力をつけていきたいと考ているのであれば、キャリアアップのための専門家に相談するのもひとつの方法になります。
というのも、新卒や第二新卒って、人生で一回しかないんですよね。
会社からお給料をいただきながら、社会人としてのスキルを身につけさせてもらえる機会って、本当に有難いと思うのです。私はそのチャンスを逃してしまった側なので、迷うくらいであれば、一度しっかり就職するのは私は良いと考えています。
日本におけるフリーランスの現状
【フリーランスの現状】
<日本>
2015年 913万人
2018年 1,119万人(22.6%増)<アメリカ>
2015年 5,300万人
2018年 5,730万人(8.1%増)アメリカに比べると成長率は3倍。
日本ではフリーランス人口が増えていることがわかります。<Lancersより引用>https://t.co/GPCiK8U91D pic.twitter.com/5c83Wz7A1X
— れなれな (@takemura_rena) 2018年8月5日
2018年の発表で、日本のフリーランス人口が4年前に比べると22%以上増えています。
市場も18.5兆円から20.1兆円に増えているので、日本におけるフリーランスの市場が大きくなっていることが分かります。
ちなみに、アメリカの調査では、2027年にはフリーランス人口がノンフリーランスの人口を超えるという結果も出ています。(出典元:ランサーズ フリーランス実態調査2018より)
フリーランスの語源は?
【フリーランスの語源って…?】
「組織に属さない「自由(free)」な「槍騎兵(lance)」が語源と言われています。
知らなかった…😊✨
— れなれな (@takemura_rena) 2018年8月5日
実はフリーランスって、フリーのランサー(槍傭兵)だったんですよね。
固定の組織や場所にとらわれず、その時々の主人に呼ばれて戦いに挑んでいた兵士だったようです。(もっと深く調べると、違う見識も出てきそうですが…)
フリーランスとして、どんな仕事をしているの?
私の仕事はひとつではないですし、今までやってきたことが仕事につながっているという感覚があります。
Facebookでフォロワー14,000人+友達5,000人いる。
→SNSアドバイザー
ブログを19歳からはじめて、ブログで集客をしていた
→ブログのアドバイス
2011年からワードプレスを運用していた
→ワードプレスの制作
芸能人や著名人、各種専門家のインタビュー等をしていた
→インタビュー記事の寄稿
ホテルの写真を撮り続けていた
→店内写真、お料理のカメラマン
これまでの経験が全て、ネタになっていて。何が仕事になるのか分からない!!
ですが、SNSとWEBのことを両方求められるのが最近の仕事の傾向です。
これは今でこそ、そうなったということであって、ここに至るまでは目の前のことに必死でした。どうなるかわからないけど、目の前の仕事を追いかけていた結果が今になります。
そして、まだまだその道の途中なんですが、前よりも仕事がやりやすくなってきたのはこの1年くらいかもしれません…
①自分のできることの棚卸し
②これまでやってきた活動と実績
③やりたい仕事、できない仕事
④正直、どれくらい稼ぎたいのか
⑤将来的にやりたいことは?
フリーランスとしての1日の動き
私には、5歳の息子がいます。
実家の目の前に家を借りているので、普段は実家の父母や妹たちに助けられて仕事をしています。多分、ひとりだったら、もっともっと厳しかったと思います…
【とある平日のスケジュール】
9:30 子どもを幼稚園に見送る
11:00 サイト制作・記事編集
13:00 ランチしながらミーティング
14:00 サイト制作・記事編集
17:00 子どものお迎え
20:00 子どもとお風呂、ごはん
21:00 寝かしつけ(結構遅くまで起きてます…涙)
23:00 深夜の作業!子供と寝落ちする時もあり!
幼稚園の終わる時間によって、お迎えの時間も変わるので、そこは臨機応変に。
移動時間は、乗り換えのことを考えたり、待つ時間がもったいないと感じるので、基本的にタクシーを利用します。
タクシーでの移動時間は考え事をしたり、気持ちを切り替える時間にしています。
あのKUMAPさん(@kumapadsense)は、月20万円がタクシー代だそうです。
タクシーどんどん乗ろう。
・タクシーが最も優れた移動手段
・人生の中でも無駄な移動時間を有効活用しろ
・マネジメントする人こそタクシーが唯一自分の時間
・ちょっとした息抜きがゆとりをもたらす
・電車だと都内どこいっても3〜40分、タクシーは20分
・そもそもタクシー利用料以上の時給稼げ— KUMAP@SEOで月600万PV (@kumapadsense) 2018年8月9日
フリーランスで働く以上、時間の使い方はそのまま稼ぎにも直結していくので。
意識して、時間を生み出し、時給を高めていく感覚を持っています。
まだまだ甘いですが。その気持ちは忘れずに!
・時間の優先順位を持っておく!
・細かい作業を外注するか否か?
・移動時間などのロス時間をどう転換するか?
・休みと仕事のバランスをどうするのか?
・仕事の効率をあげるための睡眠時間の確保
フリーランスとしての人生設計を考える
先日、比較検討型の保険ショップを日本ではじめて作られた、保険クリニックさんでの取材がありました。(取材を受けた記事:保険クリニックで学んだ、ライフプランニング!)
この時に改めて感じたのは、会社に守られているわけでもないので、フリーランスで働く以上、自分の身は自分で守らないといけないということだったんですね…特に私はシングルマザーでもあるので、経済的自立は必須条件。
私の知り合いの投資家さんは、保険はかけないタイプで、それなら投資に回すのが一番!って言われていたのですが、私はそこまでまだ至ってないんです。
フリーランスとしての生き方は、永続的なものではないですし、ましてや権利収入でもないので、自分自身で収入の柱はしっかり作っていく必要があります。
最近は、FXや株式投資の勉強もはじめました。
しっかり土台を稼ぎながらも、投資に回せるお金を少しずつでも増やしていきたいと考えています。
単発のお仕事から、長期的な仕事へ
ラジオでも少しお話をしたのですが、もともとお仕事をいただくきっかけは、単発のお仕事からはじまることが多いです。
お客様と出会い、お話をしていくうちに、
「SNSの相談にも乗ってほしい!」
「ホームページからの集客のサポートをしてほしい!」
「ワードプレスを勉強したい!」という依頼を頂いて、少しずつ仕事が増えています。
「もっとこうしたら良いのにな…」と感じる場合には「3〜6ヶ月の長期プラン」を提案する場合もあります。
もちろん提案するまでに、クライアントさんとの関係ができてないと何もはじまらないですし、相手の求める結果を出していなければ、次の依頼はないんですけどね…
なので、仕事を継続してもらえること。お客様からさらなるお客様をご紹介いただけることが、仕事に対する、ひとつの評価の基準だと考えています。
フリーランスは単発の仕事になりやすい中で、良い関係性が築けて、長期的なお仕事に発展していくことは、喜ばしいことです。そして、やりがいにもつながっていくはずです。単発のお仕事で消耗していくのは避けてほしいと思っています。
フリーランスのメリットとデメリット
フリーランスとして働くにしても、メリット・デメリットがあります。
状況によって、人によって、違うのでそこは人それぞれですが…
【フリーランスのメリット】
私は子育てをしながらフリーランスとして活動しています。
メリットとして感じていることは…☑︎収入に制限がない
☑︎子どもとの時間を持つことができる
☑︎自分の能力が活かされることを実感できる
☑︎仕事を選べば、場所を問わないこのあたりは大きいです。
— れなれな (@takemura_rena) 2018年8月5日
【フリーランスのデメリット】
人によって違うと思います。
一緒に仕事をする相手にもよります。☑︎収入が安定しない
☑︎仕事がなかなか見つからない
☑︎社会的信用を得にくい
☑︎積極的に情報を得ないと世界が狭まるどんな意識で働くかによって状況は変わります。
能動的な姿勢は大切!— れなれな (@takemura_rena) 2018年8月5日
その他にもあって、フリーランスというのは基本的に自由があります。
だからこそ、責任が伴う。自分の時間の管理もそう。お客様との関係性もそう。
最終的に「人間性」って言われたらそれまでだけど、仕事は人と人との関係性の上でなりたつからこそ、自分の持っているものを磨くって大切なんだと思います。
フリーランスとして活動していて感じるのは…
もちろん専門性も大切だけど、ブログも書ける。写真も撮れる。動画編集もできる。
SNSも運用できる。コミュニケーション能力もある。
という、バランス感覚が意外と大切だな〜と。点ではなく、面で攻めることができる人はやっぱり強いよね。
— れなれな (@takemura_rena) 2018年8月1日
自分に対する厳しさを大切にしたいですね!
Twitterの外にあなたを待ってるお客様がいる
「フリーランスをはじめても仕事がないんじゃないか?」と不安を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
1日中、ツイッターやWEBをながめていると、周りは同業者の方ばかり「あんなすごい人がいるから、自分には難しい…」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、外に目を向けると、必要としてくださる企業さんはたくさんいらっしゃるんですよね。まだ出会っていないだけで…
なので、出会う機会を積極的に作っていくことが大切になります!
ホームページを作り、検索からお客様に見つけてもらえるように準備すること。
Facebookを活用して、Twitterとは違う人に出会うこと。
このあたりは、やっておくことをおすすめします。
はじめのうちは、お仕事もなかなかないかもしれません。
まずは、大手クラウドソーシングサービスのひとつである、「ランサーズ」に登録して、自分の得意分野で何ができるのか、お仕事の相場を見てみるのもよいかもしれません。実際にのぞいてみると「こんな仕事があるんだ!」と勉強になるはずです。
また、ホームページからいつでもお仕事を受け取れるように、ホームページに書いておきたいポイントをお伝えしておきます!
・わかりやすい実績について数字を用いて書いておくこと
・自分のできること、専門分野を明確に書いておくこと
・お問い合わせ方法を準備しておくこと
SNSを活用するのであれば、どんな人間なのか「ストーリー性のあるプロフィール」を書いておくのもひとつの方法です。
フリーランスとしての自信を身につける!
実は、私自身もフリーランスとして活動する中で、サービスの「価格」を決めるのに、悩んでいた時期がありました。経営する上で大切なのは「価格の付け方だよ!」と投資家の方にも口酸っぱく教えられました。
特にこの1年はその「価格」にしっかり向き合うことを続けました。
お世話になっているコンサルの方にも「いくらでするんだ?」と、私が答えを出すまで、何度も課題を突きつけられました。
自信のなさから安請け合いをしてしまうと、結果的に仕事の数を増やすことになり、ひとつひとつの仕事のクオリティが下がってしまう可能性もでききます。これってとても悪循環なんですよね。だからと言って、高い価格をつけたくても自信がないと、仕事を受けられないという別の悪循環に陥ってしまいます。
ここで大切になるのが、経験の積み重ねからくる自信だと私は考えています。
正直言うと、はじめは安くてもいいと思います。(自分の納得できる範囲で!)
その代わり、期間を決めて、納得できる結果をしっかり出していく。
「実績を作りたいので、お仕事ください!」と正直に言える相手であれば、それをお願いすることもできます。そして、お客様からの声と、正直なフィードバックをしっかりもらって、自分のスキルをあげていく。この積み重ねです。
フリーランスになりたいけど、本当に自分には何もない!と感じるのであれば、未経験から最短でエンジニア転職を目指す【TECH::EXPERT】などに登録をして、スキルを学び、次のステージに向かうというのもひとつの方法です。
仕事にチャレンジしていくうちに、「今回はこれくらい払うから、もう1回一緒に仕事をやってほしい!」と、本当に有難い言葉をもらったり。
「○○さんから紹介をしてもらったんだけど、お願いできるかな?」と、声かけをしていただけるようになりました。
人生において、遅い!ということはありません。
仕事を通して「自分がどんな人生を歩んでいきたいのか?」を問い続けることが大切だと感じています。自分の人生に向き合うという意味では、フリーランスでも、会社でお勤めをする方でも同じですよね…
・専門性を作っていく
・仕事を依頼してもらえる状況を作っていく
・やってきたことを積み上げる
・自信をつけるために結果を出す
・全体的な攻撃力のバランスを上げる
さいごに
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2年前にシングルマザーになり、「このままではいけない!」と一念発起しました。
これまでやってきたことを棚卸しをして、「自分は本当は何がしたいのか?」「私が必要とされる仕事は一体何か?」と問い続けました。
フリーランスという生き方は、「ひとりの人間としてどんな価値を提供できるのか?」を追求していくことが仕事につながっていきます。
私自身、今は様々なクライアントさん、企業様との関係性の中で、収入を得ています。
もちろん仕事がいつまでもあるわけではないと、常に感じています。
だからこそ、「ブログを資産にする!」ということを心に決め。
フリーランスとしてのお仕事をしながら、自分のサイトを育てています。
シングルマザーという状態で、子育てをしながら仕事をするというのは、実際に難しいこともたくさんありますし、悩むこともあると思います。
なかなか仕事ができず、両立できないことに涙が出ることもあるかもしれません。
ですが、日々の頑張りが、1日1日の過ごし方が、これからの人生を切り拓いていくことを私は信じています。
一度の人生、後悔しないように、共に走り続けましょう。
それでは…
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